2011年 05月 17日
相変わらず様々なカスタムをしているのでネタはいっぱいあるのですが・・・ あ、定番的なカスタム内容は定番というかもう当たり前なものとなっていますが、他無数にあるものの、やはり一番早急に解決する必要があるのは、今までのサックスという楽器ほぼ全てのモデルの設計上の最大の欠陥をなるべく簡素に解決できる方法を生み出すことですね、、 サックスではありませんが、先日偶然立ち寄った御茶ノ水の下倉楽器でポケットホルンを見かけて一気に虜になってます。 知人が吹いてましたが好い音していましたし、音楽で楽しむ というのに最適な気がしますね~ J.Michaelのと同じみたいですが、そのままでも使えそうですがそこはやはりパーツに作り直し等で完全な楽器に仕立てて個人的に楽しもうと近々きっと入手しよう と思っております。 おそらく・・・足の方は少しずつ回復に向かっている模様・・・ #
by k_ohtake
| 2011-05-17 23:22
| 日常
2011年 04月 14日
銅の着色等に彫金をやっている人には馴染みの六一〇ハップ(ムトーハップ)という温泉の元がありますが、これって硫化水素自殺の多発のせいで製造中止になってしまっていたんですね、、、 まぁ、銅を硫化させて表面に硫化銅の皮膜を作るだけなのでこれでなくても代用できますし実際自分でもムトーハップではない物で調合して使ってますけど、、 写真をやっていてもそうですが、様々な処理液は環境問題やら犯罪の多発で入手困難になったり製造中止になっていたりするので自分で原材料から作るのが普通になってきていたりしますね、、 写真のオルタナティブプロセスでも劇物は使いますし彫金等でもよく使うので、、 中でも困ったのは回路の基板を作る時に使う以前は小売されていた紫外線硬化膜のスプレー、、 時計の文字盤のエッチング製作やシリコンタンポの原版製作でよく使っていたのですが今では秋葉原を虱潰しに回っても見当たらず、、 で諦めたのがもう5年位前なので今はどうなんでしょう、、、 紫外線硬化樹脂は今では普通の素材なので他の物でも代用できるのかもしれませんね、、 最近文字盤を作る事が無いので探していませんでしたが・・・ やっぱり使い慣れてる基盤用のあれがあるといいのですが、、 いざとなれば既に感光剤を塗ってある基盤買ってきて溶剤で溶かして使う なんて事も、、 むしろ、どうせ単品製作が基本だから彫金で直接彫ればいいや という事で永久カレンダーの文字盤を一枚彫ったのを最後に文字盤を作っていませんでしたね、、 顕微鏡を覗きながら彫っていきますが、活性酸素溜りまくる感じで終わったあとは 二度とやりたくない とか思ってしまいますが時間が経つと更に挑戦したくなったりも・・・ 今はレーザーだ卓上CNCだと自動でできる便利なものが沢山ありますが、時代に逆行して益々手作り路線に走ってます、、 機械を使う、量産する といった方が綺麗に均一に出来上がるんですけどね~ 一時期はCNCやワイヤー放電加工機まで導入したというのに、、 あれって自分で作ったという実感がまるで無いし実際自分で作ってるとはとても言えないのでやめちゃいましたけど、、、 #
by k_ohtake
| 2011-04-14 14:34
| etc.
2011年 04月 02日
自分が気づいて当初思っていた以上にサックスのキーの押さえが弱すぎる方が本当に多いんですね・・・ 一般的な大抵どこか息漏れしてる調整の楽器をしっかり押さえてもバランス調整の部分で連動して閉じるキーの押さえが弱いままであったりクローズドキーのバネが弱かったりするのであまり鳴りに変化は無いのですが、それでも私の調整に慣れた方は皆さん通常の調整の楽器を吹いてみると指が慣れた後の鳴りが明らかに違ってしっかり鳴る様になったと言われますのでそれなりに効果はある様ですね、、 最初は全くの初心者のつもりで意識してしっかり押さえる様にと伝えても御本人はしっかり押さえてるつもりでもまだ足りないという事もよくあります。自分はもう完全に慣れてしまって全く意識していなくてもギリギリまできつく調整した楽器も普通に吹けるのですが、逆にギリギリまで弱く設定したものでも想像以上にキツイものだと驚かれる事も多々・・・ 去年はオークションに出す個体はどれもこの調整をしていましたが、おそらくこれだけ指の弱い人が多いとなるとあれだけ注意書き?をしてあっても押さえ切れていない方がいるのは容易に予想できますので今年からは調整し終わった状態で出すのではなく選択できる様にした方がいいのかもしれませんね、、、 でも、弱い設定ではまだその楽器が持つ鳴りのポテンシャルが完全には引き出せていない状態なので不本意なんですよね・・・ アトリエにオーダーに来られた方は色々説明しながら自分の楽器を試して頂くのですが、共通した感想は、、 意識して押さえたところからもう一段押さえる という事だそうです、、 こうしないと逆にキーが浮いているので右手中指辺りで急に詰まったり音色が変わってしまうのですぐ判ります、、 押さえる事が出来るとガラリと変わります。 勿論、これも都度書いてますが、普通の調整に一般的な弱い押さえ方の鳴りに満足しているならそのままでいいと思います。それで通ってきた世界ですので押し付ける気は毛頭ありません。 しかし、しっかり押さえる事は必ずプラスにはなります。ベテランの方とかだと ~年やってきた自分 にそれなりのプライドがあるので今更指の押さえなんて初心者すら意識しない様な事を最初から訓練しなおせだと!? とそのプライドが邪魔するでしょうけど初心者の方でしたらおそらく先生は誰もその点は注意・指示してくれないと思いますので自分で意識してしっかり押さえるという事を最初のうちからやっておくと良いと思います。 色々手伝いも落ち着いてさてフルタイムで自分の仕事 と思ったら、忘れてました、、、 楽器を置いてる楽器用の組み立てや調整をするアトリエは全く問題ありませんでしたが、物を作る為のアトリエの方がカオスとなっていて、その整理やら新たに導入する酸素ジェネレーターの設備やらでまだしばらく手間が割かれそうです・・・ #
by k_ohtake
| 2011-04-02 20:48
| Saxophone etc.
2011年 03月 24日
あれ? これはかなり以前から思ってる事だったので書いた事あったかもしれませんが・・・ サックスの世界で 総銀 と呼んでいるモデルやネックがありますが、あれらは 総銀 ではありません。 フルートを見ればわかる事ですが、あれらを 総銀 と呼んでいるのは間違いです。 最近総銀ネックのオーダーが増えてきたので新しく管関係の製作コーナーを新設する事にしました。 鍛金コーナーで作業していましたが専用の場所・機材が欲しくなってきました、、 今まで酸素はボンベを使っていましたが構造も大して難しくもないし素材も入手困難なものではないので酸素ジェネレーターを製作します、、 私の場合は実際に 総銀 にしています。ジョイント部もベントチューブやオクターブキーも銀を使っていますので、、 それに、銀合金自体も自分で配合した物を使っています。一般的にはコストの問題もあり925(スターリングシルバー)や950(これは主にジュエリーの世界ですね)の専門メーカーが量産した物が使われますが、自分の場合これらに近い割合の銀合金でもメーカーのそれとは違う配合になっています。 ネックで925(付近)の割合を使う場合には 銀 金 銅 で配合していたり、これに若干の亜鉛を混ぜたりと、、 パーツの結合は半田なんか使いません。銀ロウを使っています。 ネックや管体を作る為には調合した金属を当然薄板にしなければなりませんが、案外これが大仕事なんですよね、、 それを考えると今まで・・・・・・・・・ 昔やったガラスですが、久々に最近の世間の様子を調べてみたら、、 ずいぶんとポピュラーな趣味の一つになっているんですね、、 そして驚いたのはその機材の変貌ぶり、、 酸素ジェネレーターも丁度いい具合のサイズのものがあったりアメリカ製の医療用を流用したりして使われているんですね、、 しかし、、こんな機械でもニーズの規模が小さいからか単価は凄く高いものですね、、 ちょっと物が作れる人になら簡単に作れる代物なのですが、、 そして、ガラスワークに使う卓上の酸素バーナーもアメリカ製の物が色々あるのですが、これもまぁ典型的な アメリカ製工作物 という作りでこんな単純なものが20万30万とするんですね~ 酸素バーナーも大して難しいものじゃないので自分で作ってますけど、、、 ふと、、 酸素バーナーと酸素ジェネレーターのメーカーやってもいいんじゃないか? とか半本気で思ってしまったり、、、 一つ現在のガラスの状況をみて不安に思ったのは、、 大型のバーナーを使いたいからと酸素ジェネレーターでは足りずボンベを使おうという人がちゃんと高圧酸素の勉強をしているのか という事、、、 あれは絶対に勉強しておかないと思いもしない落とし穴があったりしますので、、 ガス溶接技能講習をせずにこっそり使ってる人もいますが絶対やめましょう。 あれ自体は簡単な暗記と常識的な思考回路を持っていれば筆記は誰でもパスできます(落とすための試験じゃありません)し技能講習も大したことではありません。(講習は金属の溶解というよりも厚鉄板の酸素切断が主ですが) 同時に、ガラスに限らず物作りを本気でやりたいという人はガスカートリッジ等のバーナーしか使っていない様では大した内容は望めません。酸素は必要ですし、一旦酸素を使ってその威力を知ってしまうともう手放せなくなります。 まぁ、サックスいじりに限定するなら、、 管体・・・ とまではいかなくてもネックを製作する位の事をするのであれば必需です。 ネックなんか作らない というのなら半田付けにカートリッジガストーチで間に合うと思います、、 1920年代頃の楽器そのものの素材でマウスピースを作る なんて事もありましたが、この規模で金属を溶かすなら酸素は必要です。 正直、素材でそんなにマウスピースの音色なんて影響されないので昔の素材で作ってくれと言われても今はそんな事しなくても間に合いますよ・・・ と、、 以前アトリエで私の作業を見ていて キーカップを温めるのにガスバーナーを使わないのかと聞かれた事がありますが、、、 キーカップを温めるのにガスバーナー(トーチ)なんか使いませんよ!! #
by k_ohtake
| 2011-03-24 00:49
| ネック
2011年 03月 23日
茨城、千葉等の知人の所へ手伝いに周っていたりでしたがそろそろ自分の所での通常内容に戻ります・・・ もうこの手の話はこちらでは無しにしようと思っていましたがあまりにも過剰反応と行政のお粗末さが目立ちすぎるので・・・・ 水道水、、、 今まで通りに普通~に使ってて何の問題もありません。にも拘らず都は不安・風評被害をあおる事やろうとしてるし、、、 誰だって最初は知りませんからね、、 無知なら学べばいい事。学ぼうともせずに無知を無知のまま放置して他人を巻き添えにするのは大迷惑・・・ 昨日辺りにはもうミネラルウォーターも店に売れ残る状態になってましたが今日になってまたパニクッた無知な大人の醜い行動がそこらじゅうに発生~ あ、あと幼い子供の居る家庭ではこれも目を通しておくといいですよ、、 無駄な過剰反応で行った行為に伴う危険も考えましょう・・・・ 乳児 ミネラル分 粉ミルクの悪影響 絶対ミネラルウォーターで粉ミルクをとく人が大量に発生するだろうし、これ以前から中途半端な安いセレブ気取りであたくしミネラルウォーターしか飲まないし子供にもミネラルウォーターしか与えていないざ~ます なのがいると思うので・・・ 主に海外ブランドに注意と #
by k_ohtake
| 2011-03-23 23:03
| 日常
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