2009年 05月 30日
あ、これ組み立てるの忘れてた・・・・ コストパフォーマンスが最高に高いマルカートのカーブドソプラノ・・・ 音も丸くて◎ 例の二番管が くの字 に折れ曲がっていたやつです。 そんなふうになっていても、別段な~んの問題もなく楽器として蘇る(しかも直し痕を綺麗にしないで結構ボコボコのままでも)というサンプルでもありましたね、、 ハンダ状態を確認する意味で一旦管をばらして組み立てなおし、ストラップを使わない前提としてリングをとっぱらい、サムレストにオリジナルのフックをつけて。 当然ネックはテイクダウン式である必要性が無いのでハンダで直付け(勿論、ジョイント部の無駄な分厚いリング+ネジの所は本体とネック共々とっぱらってほぼ管厚と同じ薄く軽いリングでジョイント) 次回のOVHの時にキーをベアにすればいいや、という事で管体だけベアに。 やってあるカスタムはそんなとこでしょうか、、 ノーマルのままで気に入ってましたけど、ノーマルの楽器を使うなんて自分としては有りえないという事で、、(どういう事?) ソプラノは基本的に出番が少ないのですが、指の訓練用に小型で扱いやすいので訓練用の二台目として準備・・・ でも、、楽器としてマルカートはお気に入りなのでスケール練習用器具にするには可哀想なので、一応楽器としても使います、、 しっかし、、、今のモデルもマルカートは新品販売価格がバカ安ですね、、 その安さが逆に誤解・偏見を生んでるのかもしれませんね、、 これが四倍位の価格でちょいと有名な方が一言褒めたらまるで違う状況になるでしょう・・・ ま、、市場なんてそんなもんですからねぇ、、 少なくとも、組み立て調整にもっとコストをかけて調整の完全な状態で倍の価格にしたらもっと売れるのかも・・ もう事実上台湾製も中国製(の一部)も基本設計はもう上級とされるメーカーのモデルと大差ありませんからね、、最後のツメの甘さ(組み立て精度と調整)だけです、、 まぁ、言い換えれば調整し直せば・・・・・・・ 実際にカスタム依頼で新旧様々な台湾製・中国製の楽器も来ますが、弄っていて判りますが、最初はコピーから始まり、今のこれらメーカーの楽器はコピーを脱却して独自に細々と改良を進めていますね、、 まぁ、ほぼ全てのメーカーはコピーから始まったので同じ事が今アジアで起きているわけですね、、 それが出来ていないメーカーは淘汰されつつあるか、マークシックスのネックの偽物製造に走ったり色々暗躍?して足掻いてますが、、、(Mk6の偽物ネック、、結構出回ってますのでお気をつけを~) このカーブドは音色的にもレゾネータ無しにしたいのでどうせバラバラなのでキーもベアにして、パッドも交換するのもイイかと思い始め、、 しかし、その暇もない・・・・ カスタム素材としてコストパフォーマンス的に一番注目しているのがマルカートとWALSTEIN・・・ WALSTEINが全然出てきません、、、 あ、勿論Pan American等やステンシルも、、 (ただ、特にバタフライ時代等の古い楽器でしかもポンコツ状態だとその修理が結構大変だったりして案外コストパフォーマンスはよくなかったりします、、)
by k_ohtake
| 2009-05-30 23:48
| Soprano
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