2009年 12月 16日
さっそく、このソプラノが楽しいので色々簡単なカスタムやりましたが、ついでにマウスピースも、、 リードはアルト用のを使う事は最初から決めていたのでそのマウスピースをアルトから攻めるか、ソプラノから攻めるか、、 右はアルトのマウスピースを超ショートシャンクにしてバッフル弄ってソプラノに使える様にしたもの 左はソプラノのマウスピースをリフェースしてアルトのリードの巾に合わせてフェイシングもアルトリードの特性に合わせたもの、、 銜えた感じは明らかにアルトサイズのマウスピースの方が良く、アーティキュレーションもやりやすいですね、、 この場合、シャンクを極端に短くしてもネック先端はかなり奥まで入るのでチャンバー・バッフルを削る必要があります。 ソプラノのマウスピースの場合は全面を削れば横幅が広がるのでリフェースだけで完了。 オクターブの形状がマルカートのカーブドとは違うのでテナーリードもいけそうですが、アルトの方がバランスいいので、、、 指のトレーニングにも使えるので実験用含めてもう2~3本入手するかな・・・ 自分はソプラノでもダブルリップなのでストラップを使わない場合にはサムレスト側も特殊な形状のフックにする必要があるのですが極端に厚手のパッチ?を使えばよさ気なのであまり余計なものを取り付けたくないのでソプラノでは歯を一応使う事にしようと少しの間テストを・・ どうも直管は安定しないですね、、 慣れの問題ですけど ソプラノでは左手のサイドキー領域は基本的に要らないなぁ と思うので一本これらを取っ払って穴塞いだソプラノを用意してみようと思います、、 それこそリコーダー感覚で使えるサックスとしてLow側のテーブルキーも取り去って管もカットしたソプラノがあってもいいな と、、 テナー用のマウスピースでもアルトのリードがサイズ的に合う場合やアルト/ソプラノで同様の場合等で、リードの違いで音の違いは主にどうなのかと質問される事がよくありますが、私の吹き方の場合 という補足をつけつつ私の印象では、小さいサイズのリード程音に締まりが出て音程は安定してきます。言い換えれば単調になってくる印象です、、 サイズの大きいリードの方が音色の表情は大きくつけられ、これも言い換えれば技術がなければ不安定が目立つ様になります。 ソプラノのマウスピースをソプラノに使うとして、ノーマルでソプラノのリードを使った場合とアルトのリードが合うようにリフェースしてマウスピースの巾を広げた場合とでは後者の方がプワっとした音色成分の真ん中辺?の甘みある成分が増す様に感じます。 メインのテナーに使用しているオリジナルのチタンマウスピースはバリトン~アルトまで自由にリードを組み合わせられるように設計してありますがこのマウスピースでは当然どのリードを使ってもほぼ同条件になりますが、同様の傾向があります。 あと、同じ番数のリードの使った場合、サイズの大きいリード程柔らかくなります。 まぁ、当然といえば当然ですが、、、 当然巾の問題以上にリードが想定しているフェイシングカーブと長さとはずれて来るので物によってはフェイシングカーブを根本的に変える必要が出るかもしれません。銜える位置や唇でのミュート具合の調整等色々探ると多くの可能性が出てきます。
by k_ohtake
| 2009-12-16 21:14
| Soprano
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